皆さんこんにちは!
茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている
株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。
目次
〜建物を“賢く守る”ガラスの進化〜
建築現場で使われるガラスは、ただ「透明で割れないもの」ではありません。
現代の建築においてガラスは、断熱・遮熱・省エネ・環境性能を担う、まさに“スマート素材”です。
特に、Low-Eガラス(ローイーガラス)や真空ガラスといった高性能ガラスの登場により、
ガラスは今や建物の「快適性」と「エネルギー効率」を大きく左右する存在になっています。
Low-Eガラスの「E」は、“Emissivity(放射率)”の略。
特殊な金属膜をコーティングすることで、
太陽光の熱や室内の暖気をコントロールする機能を持ちます。
夏は日射熱を反射して、室内を涼しく☀️
冬は暖房熱を逃がさず、室内を暖かく❄️
このように、一年を通して快適な室内環境を保ちつつ、省エネ効果を実現します。
現場では、ガラスの方向(内側か外側か)によってコーティング面を変える必要があり、
取り付けを誤ると性能が発揮されないという繊細な面も。
つまり、施工には職人の正確さと知識が不可欠です。
さらに進化したのが「真空ガラス」。
2枚のガラスの間を“真空状態”にすることで、熱の伝わりをほぼ完全に遮断します。
断熱性能は、一般的な単板ガラスの約4倍〜5倍。
冷暖房効率が大幅に向上し、結露もほとんど発生しません。
施工時には、真空層を壊さないように慎重な取扱いが求められます。
見た目は普通のガラスでも、中身は“超精密構造”。
ガラス施工職人は、その違いを理解しながら一枚一枚丁寧に取り付けています。
断熱・遮熱ガラスは、エアコンや暖房の稼働を抑え、CO₂排出量を削減。
その結果、環境に優しい建築=**ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)**の実現に貢献しています。
つまり、職人の手による一枚のガラスが、
未来の地球環境を守ることにもつながっているのです。
断熱・遮熱ガラスの施工は、ただの“取り付け作業”ではありません。
温度、光、空気、エネルギー――それらを制御する建築の最前線の仕事です。
建築物の外観を美しく仕上げ、室内の快適さを守り、
そして地球にも優しい。
そんな「未来をつくる技術」に触れられるのが、この仕事の醍醐味です。
♂️ 新しい素材や技術を学びたい方、
「建物を美しく・強く・快適にする」仕事をしたい方――
あなたの力を活かせる場所が、ここにあります。
募集職種:ガラス施工スタッフ
未経験者歓迎/資格取得支援あり
社会保険完備・交通費支給・制服貸与
あなたの手で、“環境を守る建物”を完成させてみませんか?
次回もお楽しみに!
株式会社磯部硝子では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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目次
~透明な美しさの裏側にある「命を守る設計思想」~
「美しい建物」――その裏には、
安全という見えないルールが存在します。
ガラスは軽やかで繊細な印象がありますが、
一歩間違えれば大きな事故につながる危険な素材でもあります。
だからこそ建築基準法では、
「人が衝突・落下・転倒するおそれのある箇所には、安全ガラスを使用すること」
が義務付けられています。
この法律の背景には、“人命を最優先に守る”という理念があります。
ガラスには、用途によってさまざまな種類がありますが、
特に建築現場で重視されるのは以下の2つです。
通常のガラスを高温で加熱し、急冷して内部応力を高めたもの。
同じ厚みでも約4〜5倍の強度を持ちます。
割れたときは細かい粒状になるため、鋭利な破片によるケガを防げます。
大型のショーウィンドウや自動ドアなど、
“人が近づく場所”では特にこのガラスが選ばれます。
2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟んで接着したもの。
衝撃を受けても破片が飛び散らず、フィルムが破損を防止します。
高層ビルや屋上手すり、学校・公共施設などに多く使われています。
また、防音性能や紫外線カット性能もあり、
機能性ガラスとしての価値も高まっています。
建築基準法・JIS規格では、ガラスの設置位置ごとに使用基準が細かく定められています。
たとえば、
出入口や廊下沿いのガラス → 強化ガラスまたは合わせガラス
階段・手すり・吹き抜け部 → 飛散防止仕様の合わせガラス必須
ベランダ・テラスのパネル → 風圧・衝撃に耐える構造ガラスを使用
高層ビル外装 → 落下防止のための金物・シール施工チェックが義務
これらはすべて、「もし割れても、落ちない・飛ばない」を基本に設計されています。
デザインよりもまず“命を守る”。
それが、現場にいる私たちの共通意識です。
ガラス施工は、最後の仕上げのように見えますが、
実は建築工程の中でもっとも慎重さが求められる作業です。
搬入時の姿勢
ガラスは必ず垂直に立てて運搬。わずかな傾きでも破損リスクが高まる。
固定と支持金物の確認
ビスやフレームがわずかに緩んでいるだけで、強風時に外れる危険がある。
作業エリアの立入管理
作業中に他職種が入らないようバリケード設置。
これらの積み重ねが、「無事故・無災害」の現場を作ります。
最近では、建築の高層化・デザイン化が進み、
より高い安全性が求められています。
飛散防止フィルム+合わせガラス
紫外線カット+耐熱性能
ガラスセンサーによる破損検知
これらの技術を活かして、
“安全”と“美しさ”を両立させるガラス施工が主流になっています。
私たち施工技術者も、常に新しい知識を学びながら、
「安全設計の進化」に対応し続けています。
安全ガラスの施工は、見た目こそ地味ですが、
**「人の命を守る」**という誇りある仕事です。
高層ビルや公共施設など、数万人が利用する空間の一部を担当する。
その責任感と緊張感は計り知れません。
しかし、完成後に透明な壁越しに見える街の景色を見た瞬間――
「この一枚が、誰かの安心につながっている」
そう実感できるとき、心の底から誇りを感じます。
🔹 安全ガラスは“美しさと命を守る設計思想”の結晶
🔹 建築基準法で義務付けられた「安全の約束」
🔹 技術・確認・チームワークが安全を支える
🔹 求職者にとって“社会を守る透明な仕事”
透明であること。
それは、目立たずに人を守り続けること。
私たちの手が設置したその一枚が、
今日も誰かの命を支え、街の安全を見守っています。
次回もお楽しみに!
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~光と透明のデザインがつくる「ブランドの第一印象」~
街を歩くと、ショーウィンドウやホテルのエントランスに思わず目を奪われることがあります。
そこに使われているのは、建築用ガラス――。
しかし、ただ透明であれば良いわけではありません。
ガラスは“空間を見せる”だけでなく、
“ブランドの世界観を表現する”大切な建材です。
その一枚のガラスが、商品を、光を、そして人の心をどう映すか。
それを決めるのが、ガラス職人・施工技術者の感性と技術です。
ガラスは「お店の顔」をつくる素材です。
ショッピングモール、百貨店、ホテル、カフェ、美容室――
そのどれもが、エントランスでお客様に第一印象を与えます。
たとえば、
高級ブランドの店舗では「反射の少ない超透明ガラス」でラグジュアリー感を演出。
スイーツショップでは「柔らかい拡散ガラス」で甘い雰囲気を。
オフィスビルやホテルでは「大型強化ガラス」で重厚感と信頼性を表現。
ガラスは建物の“目”であり、“心”でもあります。
ひとつの施工が街の印象を変えることもある――
それほど大きな影響を持つのです。
透明なガラスを、どう“魅せるか”。
それが私たち施工職人の腕の見せどころです。
「ガラスなんて、ただ貼るだけでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
しかし実際は、1ミリ単位の精度が求められる繊細な仕事。
フレームの歪みをどう吸収するか
光の反射をどの角度で抑えるか
継ぎ目のシーリングをどれだけ目立たなくするか
これらは全て“美観”を左右する要素。
わずかな誤差も、完成後の印象に大きく影響します。
だからこそ、職人は図面だけでなく、光の角度や人の動線まで計算して施工します。
透明の中に、見えない努力と経験がある。
それが、ガラス施工の奥深さなのです。
大型商業施設では、一枚のガラスが数メートル、重さ数百キロにもなることがあります。
そのような巨大ガラスを設置するには、吸盤式リフト、クレーン、真空吸着機などを駆使します。
このとき重要なのがチームワーク。
現場では、
「右2センチ上げる!」「ストップ、その位置キープ!」
という声が飛び交い、まるでステージ上の演奏のように息を合わせます。
そして最後にピタリと収まった瞬間、
ガラス越しに見える景色が一変する。
その瞬間こそ、職人にとっての“達成の時”です。
安全と美しさを両立させる――
それが、この仕事の最大の醍醐味です。
建築ガラスの仕事は、力仕事のようでいて、実はとてもクリエイティブ。
光をどう通すか、色味をどう活かすか、素材の組み合わせで印象をどう変えるか。
自分の手で「空間の印象」をデザインできるのです。
「ここ、自分が施工したんだ」と街を歩きながら思える――
それは他の職業ではなかなか得られない誇りです。
職人の技術は地味に見えても、その結果は街の中でずっと輝き続けます。
“光と透明を操る技術”――それが、この仕事の魅力です。
🔹 商業施設のガラスは「ブランドの表情」
🔹 技術・美意識・安全管理の三位一体で完成する
🔹 職人の1mmの精度が、空間全体の印象を変える
🔹 求職者にとって“街の顔を作る誇りある仕事”
あなたの手が動かすその一枚のガラスが、
誰かの心を惹きつけ、街を輝かせる光になります。
次回もお楽しみに!
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住宅のガラス工事が「暮らしを守る」ものである一方、オフィスビルのガラス工事は「街の顔をつくる」ものと言えます。
特に高層ビルで採用されるカーテンウォール工法は、外観デザインに直結し、都市の景観を形づくる存在です。
さらに、遮熱性能・耐風圧性・耐震性など高度な性能も求められ、ガラス工事の中でも最先端の技術が凝縮されています。
カーテンウォールは、建物の躯体に直接荷重を負担させず、外側に取り付ける外装ガラスのことです。建物全体を“ガラスのカーテン”で覆うことで、軽量かつ美しいデザインを実現できます。
東京や大阪のオフィス街で見られる全面ガラス張りの高層ビル――そのほとんどがこのカーテンウォール工法で造られています。
ビルのガラスは単に「透明」であればよいわけではありません。眩しさを抑える反射ガラス、熱を遮るLow-Eガラス、プライバシーを守る特殊コーティングガラスなど、外観と室内環境を両立させる工夫がなされています。
結果として、外からはスタイリッシュで洗練された外観を演出しつつ、内部では快適なオフィス環境を確保することが可能です。まさに「働く人の生産性」と「都市の景観」を同時に支える存在です。
高層ビルのガラス工事では、次のような高度な性能が必要不可欠です。
耐風圧性:高層階は風の影響が非常に強く、ガラスにかかる力も桁違い。
耐震性:地震の揺れを吸収する構造が求められる。
遮音性:都市部の騒音を遮り、快適なオフィス環境を維持。
こうした条件を満たすため、設計段階から構造計算やシミュレーションを行い、施工に臨みます。
施工現場では、数百キロにも及ぶガラスパネルを数十メートルの高さまで吊り上げて取り付ける作業が行われます。強風や悪天候の影響を受けやすく、安全管理が非常に重要です。
作業員はゴンドラやクレーンを駆使し、チームワークを発揮して一枚一枚を丁寧に設置していきます。まさに「技術と緊張感の現場」です。
ある高層オフィスビルの施工では、設計段階からデザイン性と遮熱性能を両立させるために特注のLow-Eガラスを採用しました。夏の西日が強い立地でしたが、施工後は室内温度が安定し、入居企業からも「冷房効率が上がった」と高く評価されました。
また、耐風圧性能を確保するために、一部のガラスは通常より厚い仕様を採用。見えない部分での工夫が、都市の安心・安全を支えているのです。
オフィスビルのガラス工事は、単なる外装工事ではなく、都市の景観・働く人の快適性・建物の安全性をすべて支える重要な仕事です。
カーテンウォールの施工は「街のシンボルを形づくるプロジェクト」とも言えるでしょう。
私たちの手掛ける一枚一枚のガラスが、都市を彩り、未来の景観をつくっています✨
次回もお楽しみに!
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住宅におけるガラス工事は、単に「窓を取り付ける」だけの仕事ではありません。
ガラスは住まいの顔であり、日差しや風景を取り入れる役割を担うと同時に、断熱性・防犯性・快適性を左右する非常に重要な存在です。
近年では省エネ住宅の普及や自然災害の増加に伴い、従来の透明ガラスから性能を強化した製品へとニーズが大きく変化してきました。
Low-Eガラスは、ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングすることで、紫外線や赤外線を効果的にカットできる先進的なガラスです。これを複層ガラスと組み合わせたLow-E複層ガラスは、夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖房熱を逃がさないという優れた断熱性能を発揮します。
さらに、省エネ性能が評価され、ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)や長期優良住宅でも標準採用が進んでいます。冷暖房費の削減、結露の抑制、そして環境負荷の低減――住まい手にも社会にもメリットの大きいガラスとして注目されています。
一方で、安全面に配慮した需要が伸びているのが防犯合わせガラスです。2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み込んだ構造で、万一ガラスが割れても飛散せず、侵入を遅らせる効果があります。
泥棒や空き巣対策として導入されるのはもちろんですが、台風で飛来物が窓に当たるケースや、大地震でガラスが割れるリスクを想定した災害対策としても選ばれています。「暮らしを守る最後の砦」として、近年ますます存在感を増しています。
住宅のガラス工事は、新築時の取り付けだけでなく、リフォームや断熱改修でも需要があります。
既存サッシを利用し、ガラスのみを交換
二重サッシを導入し、断熱・防音性を向上
窓のサイズや方角に合わせて最適なガラスを選定
施工期間は数時間〜数日程度で済むことも多く、費用対効果の高いリフォームとして注目されています。
あるお客様宅では、結露に悩まされていました。
冬になると窓際がびしょ濡れになり、カビやダニの温床に…。そこでLow-E複層ガラスに交換したところ、翌年からほとんど結露が発生しなくなり、暖房費も下がったと喜ばれました。
また、別のお宅では台風時の飛来物で窓ガラスが割れた経験から、防犯合わせガラスに交換。翌年の大型台風でも無事に耐え切り、「家族の安心感が全く違う」とご感想をいただきました。
住宅のガラス工事は、単なる窓の交換ではなく、快適で安全な暮らしをつくるための重要な工事です。
「省エネ」「防犯」「健康」「環境」――それぞれの家庭に必要なテーマに合わせてガラスを選ぶことで、暮らしは大きく変わります。
未来の住まいづくりには、ガラスの選択がますます欠かせないポイントになるでしょう✨
次回もお楽しみに!
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茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている
株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。
ガラス工事は、重量物かつ繊細な素材を扱うため、正確さと安全性が常に求められます。
そのため、職人が用いる道具は「精度を高めるための道具」と「重量を安全に扱うための道具」に分けられ、双方がバランスよく活躍します。
ガラスを必要な大きさに切断する基本の道具です。
表面に傷をつけ、そのラインに沿って割ることで狙ったサイズに加工できます。
職人の熟練度が仕上がりを左右する繊細な工程です。
大型ガラスを安全に持ち上げるための必需品です。
真空状態でガラスに吸着するため、滑らずに安定した運搬や設置が可能になります。
特に大型ビルの外壁施工などでは欠かせません。
ガラスを固定するための骨組みです。
アルミ・スチール・樹脂など素材の違いがあり、断熱性・防音性・強度などを左右します。
施工するガラスの種類に合わせて適切なサッシを選ぶことが重要です。
ガラスと枠の隙間をシーリング材で埋めるために使用します。
防水性・気密性を確保し、雨水の浸入や結露を防ぐ重要な作業です。
見た目の美しさにも直結するため、均一で丁寧な仕上げが求められます。
水平・垂直をミリ単位で確認する精密測定器です。
特に大型商業施設では、ガラス一枚の歪みが外観全体に影響を与えるため、欠かせない道具となっています。
数百キロにもなる大型ガラスを施工する際に使用されます。
ガラスを安全に吊り上げ、正確に所定位置へ設置するため、オペレーターと職人のチームワークが不可欠です。
安全管理の中心的存在ともいえる道具です。
ガラス工事に必要な道具は、単なる補助器具ではなく、安全性・精度・効率を守る生命線です。
近年のガラスは大型化・高機能化しており、職人の経験と最新の道具が融合することで、初めて「美しく、安全なガラス施工」が実現します。
次回もお楽しみに!
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株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。
建築現場で使われるガラスは、単に「透明で光を通す」だけの素材ではありません。
安全性や快適性、省エネ性、デザイン性など、建物の性能や価値を大きく左右する重要な建材のひとつです。
ここでは代表的な種類を詳しくご紹介します。
もっとも一般的な透明ガラスです。
溶けたガラスを液体金属(主に錫)の上に浮かべて冷却する「フロート法」で作られるため、表面が均一で歪みが少なく、透明度が高いのが特徴です。
用途:住宅やオフィスの窓、店舗の間仕切り、ショーケースなど幅広い
メリット:安価で入手しやすく、加工性に優れている
デメリット:割れやすく、衝撃に弱い
もっとも基本となるガラスであり、ほかの機能性ガラスのベース素材にもなっています。
内部に金属ワイヤーが格子状に組み込まれているため、火災時に破片が飛散しにくく、防火性能を備えたガラスです。
万一の火災時でもガラスが崩れ落ちにくく、延焼を防ぐ役割も果たします。
用途:学校・病院・公共施設、防火区画の仕切り窓
特徴:安全性は高いが、ワイヤーの網目が見えるため視認性やデザイン性は劣る
特に人が多く出入りする施設に欠かせない、安心のためのガラスといえます。
通常ガラスを高温で加熱し、急冷することで内部に強い圧縮応力を持たせたガラスです。
同じ厚みのガラスと比較して、約3〜5倍の強度を誇ります。
割れても鋭利な破片ではなく細かい粒状になるため、ケガを防ぐ安全性が高いのも魅力です。
用途:ショーウィンドウ、自動ドア、バルコニーの手すり
特徴:大型施工や安全性が求められる場所に最適。ただし加工後の切断は難しい
デザイン性と安全性の両立が求められる現代建築に、欠かせないガラスです。
2枚のガラスの間に空気層やアルゴンガスを封入したガラスです。
断熱・遮音効果が高く、冷暖房効率を向上させるため、省エネ住宅の普及に伴い急速に普及しています。
用途:住宅サッシ、オフィスビル外壁、商業施設の大窓
特徴:光を取り込みながらも断熱性能が高く、結露防止にも効果的
省エネ性・快適性を追求する現代建築において、すでに標準的な選択肢になりつつあります。
建築ガラスは「透明な板」ではなく、安全・快適・省エネ・デザインといった多様な役割を担う建築資材です。
建物の用途や環境条件に応じて適切に選定することが、建築工事の第一歩であり、完成度を大きく左右する重要な工程になります。
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~光を操る職人の世界~
前回に引き続き、今回は「ガラス工事の魅力」についてお届けします。
ガラスは、古くから建築素材として使用されてきましたが、近年はその機能性・意匠性・省エネ性が大きく進化し、まさに“現代建築に欠かせない素材”となっています。
そんなガラスを扱う職人の仕事には、他にはない魅力がたくさんあります。
ガラスは、採光・景観・透明感をコントロールできる素材です。
どこにどんな種類のガラスを配置するかによって、建物の印象はがらりと変わります。
たとえば:
透明ガラスで開放感を出す
曇りガラスでプライバシーを確保
UVカットガラスで日差しを抑える
色付きガラスでモダンな印象に
強化ガラスで安全性を高める
このように、建物に「表情」を与えることができるのがガラス工事の魅力です。
単なるパーツの一つではなく、空間演出の主役になり得る――その可能性を引き出すのが職人の仕事なのです。
かつてのガラス工事は、単板ガラスを切ってはめる単純な作業が中心でした。
しかし現在では、以下のような高機能ガラスが増え、ガラス工の技術もどんどん高度化しています。
複層ガラス(ペアガラス):断熱・結露防止
Low-Eガラス:省エネ性・紫外線カット
防犯ガラス:ガラス破壊を防ぐ特殊加工
調光ガラス:電気で透明⇔不透明を切り替え
これらの施工には、製品知識だけでなく、断熱材・サッシ・構造との整合性を見極める力が必要になります。
つまり、技術職として常に進化し続けられる環境――それが、ガラス工の魅力の一つです。
ガラス工事は、「技術を磨けば磨くほど評価される」世界です。
若くして現場を任される人も多く、将来的には独立開業や一人親方としての活躍も視野に入れることができます。
また、住宅・商業施設・公共施設・工場など、あらゆる建物に関わるため、仕事の幅も非常に広く、景気にも左右されにくい安定性も大きな魅力です。
ガラスは、建物の中でも「目に見える」部分です。
完成後、通りすがりの人や入居者の目に触れる場所に、自分の仕事が残る。
それが、ガラス工ならではの満足感につながります。
「このビルのガラス、うちが手がけたんですよ」
「ここの店舗のショーウィンドウ、私が施工しました」
そんなふうに、家族や友人にも誇れる仕事であることは、大きな励みになります。
ガラスは、透明で繊細。だけど、それだけじゃない。
光を操り、空間を彩り、暮らしを快適にし、安全を守る――そんな万能な素材を扱う職人の仕事には、目に見えない技術と心遣いが詰まっています。
美しさと機能性、危険と繊細さ、効率と芸術性――それらを両立させながら、日々現場に挑むガラス職人。
その一人ひとりの想いが、現代建築の“透明な主役”を支えているのです。
次回もお楽しみに!
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~透明な素材に込められた職人の誇り~
今回は「ガラス工事のやりがい」についてご紹介いたします。
ガラス工事というと、「ガラスをはめ込むだけ」と思われがちですが、実際には精密さ・安全性・美観・機能性を兼ね備えた、非常に奥深い仕事です。
透明で繊細な素材だからこそ、職人の技術とセンスが問われる――それがこの仕事の醍醐味です。
ガラスは、建物の外観デザインを決定づける要素のひとつです。
とくに近年のオフィスビルや商業施設、住宅でも採用される「全面ガラス張り」や「大開口窓」は、その建物の印象を大きく左右します。
ガラス工事の職人は、単に「はめ込む」のではなく、設計図をもとに現場に応じた寸法調整や取り付け方法を判断しながら、建築物の顔を仕上げていくプロフェッショナルです。
ビルの正面、ショーウィンドウ、エントランス、バルコニー……
「自分が仕上げたあのガラスが、街の景観の一部になっている」
そんな誇らしい気持ちは、他の職種ではなかなか味わえないやりがいです。
ガラスは、非常に繊細な素材です。
1ミリのズレがガラス割れの原因になったり、歪みが出たり、施工不良としてクレームにつながることもあります。
現場では、以下のような精密な調整が求められます:
金物との取り合い
防水パッキンの密着度
開閉部の可動調整
複層ガラスの組み込み手順
高所でのクレーン吊り込み作業
このような、常に緊張感と集中力が求められる作業こそが、職人としての腕の見せどころでもあります。
一つひとつの作業に手を抜かず、最終的にガラスが“ぴったりと収まる”瞬間は、何度経験しても感動ものです。
ガラス工事は、現場によっては非常に高所での作業や、大型のガラスパネルを扱うこともあります。
割れやすく、重く、取り扱いを誤れば大事故にもなりかねない――それだけに、安全対策と丁寧な作業の積み重ねが非常に重要です。
常に安全確認を怠らず、慎重に、確実に。
「ガラス職人は、見えないところで誰かの安心を守っている」
そんな強い責任感を持って日々の作業に取り組むことが、この仕事のやりがいに直結します。
ガラス工事は、見た目の変化がはっきりと現れる仕事です。
とくにリフォームや修理では、「こんなに明るくなった!」「断熱性が良くなって快適です」と、お客様の声をダイレクトに感じられる機会も多くあります。
自分の手仕事が暮らしを支え、喜ばれていると実感できる。
その瞬間こそ、ガラス職人としてのやりがいを最も強く感じる場面です。
次回もお楽しみに!
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目次
前回は環境問題に焦点を当てましたが、今回は「ガラス工事の未来」についてお話しします。ガラスという素材は、今まさに大きな進化の時代を迎えています。
AI、IoT、環境技術…これらが融合することで、ガラスは単なる「透明な壁」から「スマートで機能的な装置」へと変貌を遂げつつあります。
この記事では、技術の進歩と社会的ニーズに対応するガラス工事の未来像をご紹介します。
次世代ガラスの象徴とも言えるのが「スマートガラス」です。電気や熱、光などの刺激によって透過率を変えるこのガラスは、遮光・断熱・プライバシー保護などの機能を一枚で兼ね備えています。
エレクトロクロミックガラス(電気で色が変わる)
PDLC(液晶フィルム内蔵で透明⇔不透明が切り替え)
熱応答型ガラス(温度に反応して色調が変化)
これらはすでに一部の高級住宅やオフィスビルで採用されており、今後は一般家庭への普及も期待されています。
ガラス製造業界もカーボンニュートラルの波に応えるべく、電気炉の導入や再生エネルギーの活用、CO₂排出の少ない原材料への転換を進めています。
また、ガラス自体に太陽光パネルや断熱素材を組み込むハイブリッドガラスも開発が進められており、外壁の「発電装置化」が現実味を帯びてきました。
建設業界ではBIM(Building Information Modeling)の普及により、ガラスの設計・施工方法も変わってきました。
ガラス製品のサイズ・性能・取付け位置などを3D空間で事前に可視化し、施工段階の無駄やミスを大幅に削減することが可能になります。
今後はBIMを活用したプレカット施工やロボットによる自動施工も現場で実用化が進み、より精密かつスピーディなガラス工事が主流になっていくでしょう。
技術革新に伴い、ガラス工事職人に求められるスキルも変わってきます。従来の加工・施工技術に加え、
デジタル設計データの読み取り能力
機能性ガラスの取り扱い知識
環境基準・SDGsへの理解
などが必要不可欠となるでしょう。
ガラス工事職は、単なる「手仕事」から「スマート建築の最前線を担う技術職」へと進化しつつあるのです。
未来のガラス工事は、ただの「透明な壁」をつくる仕事ではありません。
それは、空間に快適性をもたらし、環境に優しく、建築全体のエネルギー効率を左右する“高機能部材”の扱いを担う、先進的な職域です。
今後の業界動向を的確に捉え、技術を磨き、環境意識を高めていくことで、私たちガラス工事業者は次世代の建築を支える存在となることでしょう。
次回もお楽しみに!
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