ブログ|株式会社磯部硝子

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第9回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

 

ガラス工事の環境問題とその対応策~私たちが向き合うべき現実~

 

 

 

今回は「ガラス工事の環境問題」についてお話しします。

普段の生活で何気なく使っている「ガラス」ですが、実はその生産から設置・処分まで、私たちの環境に少なからず影響を与えているのをご存じでしょうか?


この回では、ガラス工事に関わる環境への影響と、それに対する業界の対応策について詳しく掘り下げていきます。


◆ ガラス製造がもたらす環境負荷

 

ガラスは主に珪砂(けいしゃ)・ソーダ灰・石灰石といった天然資源から作られますが、その製造過程では高温(約1,500℃)の炉を使って原料を溶かすため、大量のエネルギーが必要です。


この過程で発生する二酸化炭素(CO₂)は、製造業全体でも高い部類に入り、温室効果ガスの排出源として無視できません。

また、断熱性の低いガラスを使用すると、建物の空調効率が悪くなり、冷暖房エネルギーの浪費につながります。つまり、ガラスは「使う時点」でも環境に影響を与える素材なのです。


◆ 廃棄ガラスの行方とリサイクルの課題

 

建築解体や改修工事で発生する「廃ガラス」も問題です。板ガラスや強化ガラス、複層ガラスなどの建築用ガラスは、家庭の瓶や容器と違ってリサイクルの対象になりづらいのが現状です。

その理由としては、

  • 異素材(フィルム、金属など)との複合構造

  • ガラスの成分が一定ではない

  • 移送・保管コストが高い

 

などが挙げられます。結果として、多くの建築用ガラスは最終的に埋立処理や粉砕され、アスファルト舗装材の骨材などとして再利用される程度にとどまっています。


◆ ガラス工事業者ができる環境配慮とは?

 

環境への負荷を減らすため、ガラス工事に関わる企業ができる取り組みには以下のようなものがあります。

  1. 高性能ガラスの提案・導入
     Low-Eガラス(低放射ガラス)や複層ガラスは、断熱性・遮熱性が高く、省エネ効果が期待できます。環境への負荷軽減とともに、住まい手の快適性も向上します。

  2. 既存ガラスの有効活用
     リノベーション現場では、既存のガラスを極力残して使うなど、廃棄物の発生を抑える工夫が求められます。

  3. 端材・廃材の再利用・再資源化
     工事で出た切れ端や破損ガラスも、自治体や専門リサイクル業者と連携して適切に処理することで、埋立処理を減らす努力が可能です。


◆ これからの時代に求められる視点

 

ガラス工事はただの建材施工ではなく、「環境との付き合い方」を常に問われる時代に突入しています。
建築分野における脱炭素化が求められる今、ガラスの選定・施工・廃棄まですべての工程において、環境への意識が欠かせません。

「省エネ建築」「ゼロエネルギーハウス(ZEH)」を実現するためには、ガラス工事業者の役割もますます重要になります。
私たちにできる一つひとつの工夫が、持続可能な社会への一歩となるのです。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

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第8回ガラス工事雑学講座

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ガラス工事のプロが守るべき“鉄則”とは? ~安全・品質・信頼のために~

今回は、**ガラス工事の現場で私たちが日々守っている「鉄則」**についてお話しします。

「ガラスって割れるだけじゃないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実はガラス工事は非常に繊細で、技術と安全管理が求められる仕事なんです。


■ 鉄則①:「ガラスは割れる」が大前提。だからこそ、扱いに慎重さを

 

ガラスは見た目に美しく、空間に開放感を与えてくれる素材です。

しかし同時に、割れ物であり、怪我のリスクがある素材でもあります。

だからこそ私たちは、常に「割れる前提で動く」ことを徹底しています。

  • 搬入時は専用のガラスラックで安定運搬

  • 移動は必ず複数人で

  • 施工前に下地の強度や水平・垂直をしっかり確認

慎重すぎるくらいがちょうどいい――それがガラス工の基本姿勢です。


■ 鉄則②:安全対策は“やりすぎ”くらいでちょうどいい

 

現場での安全は最優先。特に高所作業や大型ガラスの施工時には、落下・破損・飛散などのリスクがつきものです。

  • ヘルメット・安全靴・グローブの着用徹底

  • 作業前のKY(危険予知)活動

  • ガラス飛散防止フィルムの使用

  • 足場や作業台の点検は毎日必須

これらは面倒でも、「いつもの手順」ではなく「必ずやるべき習慣」
「慣れ」が一番の敵です。


■ 鉄則③:現場ごとに“正解は違う”と知ること

 

同じガラス工事でも、現場が変わればやり方も変わります。

  • 気温・湿度による接着剤の乾き具合

  • 下地の材質によるアンカーの種類

  • ガラスのサイズ・重さによって人数配置を変える

現場ごとに「この工法がベストか?」を自分たちで考える柔軟性がプロには求められます。

マニュアルだけで動くのではなく、「この現場に最適な方法は?」を考え抜く姿勢こそ、プロの鉄則です。


■ 鉄則④:お客様の「安心」と「信頼」を優先する

 

ガラス工事は、美観と機能性が両立することが求められます。

たとえ見えない施工部分であっても、細部まで気を配ることで、「この会社に頼んでよかった」と感じていただける品質が生まれます。

また、工事後のアフターフォローも重要。

  • 万が一の割れにすぐ対応

  • 定期点検のご案内

  • 使い方や掃除のアドバイスも丁寧に

“ガラス1枚”の先にある“お客様の暮らし”を見て施工する――これが私たちの最大の鉄則です。


■ まとめ:鉄則を守ることが、信頼につながる

 

ガラスは、ただの建材ではありません。
光を通し、空間を演出し、安心と快適さをつくる素材です。

そのガラスを扱う私たちは、プロとしての誇りを持ち、鉄則を守ることで、品質・安全・信頼を積み重ねてきました。

今後もガラスの可能性を広げながら、地域の皆さまに安心を届ける仕事を続けてまいります!

次回もお楽しみに!

 

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第7回ガラス工事雑学講座

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ガラス工事の会社の歩み ~私たちがガラスとともに築いてきた歴史~

この度は当社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、私たちがこれまでどのような歩みをたどってきたのか、また、ガラス工事という仕事がどのように社会と関わってきたのかについてご紹介いたします。

普段、建物に使われている「ガラス」は、空間の中で“あって当たり前”の存在かもしれません。
けれど、その「透明な素材」には、実は安全・快適・美観・機能性といった、暮らしを支える多くの役割が詰まっているんです。


■ 時代の変化とともに進化した“ガラスの役割”

 

年月が経つにつれて、建物に対する考え方や人々の暮らしのスタイルも大きく変わっていきました。

それに伴って、「ガラス」に求められる役割もどんどん多様化しています。

たとえば――

  • 断熱性能を高める複層ガラス(ペアガラス)
    冷暖房効率を上げ、省エネや光熱費削減に貢献します。

  • UVカットガラスや遮熱ガラス
    家具やカーテンの色あせを防ぎ、紫外線による健康リスクも軽減。

  • 飛散防止フィルム付きガラスや強化ガラス
    地震や災害、また防犯対策として、安全性が重視される時代へ。

  • 大判サイズの特殊ガラスや曲げガラス
    デザイン性や開放感を重視した商業施設や公共建築にも対応。

このように、ガラスは単なる“透明な壁”から、建物の快適性・機能性・安全性を支える建材へと進化してきたのです。


■ 「貼る・はめる」から「つくる・守る」へ

 

こうした進化に対応するために、私たちも社内の技術力を磨き続けてきました。

ガラス工事はただ「割れたら取り換える」だけではありません。

  • 建築の設計図からガラスサイズを読み取り、必要な性能を見極める

  • 現場での寸法取り、取り付け箇所の下地確認

  • 高所作業や重量ガラスの安全な搬入・施工手順の管理

  • 経年劣化に備えたメンテナンス計画

そうした工程を経て、「ガラスを組み込んだ建物全体の品質」を守る仕事へと、私たちの役割も広がってきたのです。


■ 地域に根差して、災害とともに歩んだ経験

 

私たちがガラス工事を通じて感じる大きな使命のひとつが、「安心を届けること」です。

とくに、東日本大震災の際には、あらゆる建物でガラスが割れ、窓がなくなり、“寒さ・不安・不便”を抱える方々が大勢いらっしゃいました。

そのとき私たちは、復旧に奔走しながら、「ガラス1枚で、人は安心できる」「生活が戻る」ということを痛感しました。

ガラス工事は、“暮らしの復元力”を持っている。
この考えは、今でも社員一人ひとりの中に、しっかり根付いています。


■ 未来の建物づくりを“透明な力”で支える

 

現在では、住宅やマンションはもちろん、オフィスビル、学校、病院、商業施設まで、さまざまな現場に携わっています。

そしてこれからの時代は――

  • 環境問題を見据えた断熱・遮熱性能の向上

  • 台風・地震・犯罪対策を想定した防災・防犯ガラスの標準化

  • 高齢者や子どもにもやさしい安全性の高いガラス

  • 建築デザインの自由度を支える意匠性・加工性のあるガラス

こうしたニーズがさらに高まっていくと予想されます。

私たちは、「ガラス」という素材の可能性を信じ、これからも**“暮らしと建物の未来を、透明な力で支える”存在でありたい**と考えています。


■ 最後に

 

ガラスは、割れやすく壊れやすい反面、正しく扱えば、人の心まで映し出すような美しさと、守る力を持っています。

それを最大限に引き出すのが、私たちガラス工事会社の仕事です。

これからも、透明で、まっすぐで、信頼される存在であり続けるために――
私たちは、ガラスとともに歩み続けます。


次回のブログでは、「ガラス工事の鉄則とは? 安全・品質・信頼を守るために私たちが徹底していること」をご紹介します。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

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第6回ガラス工事雑学講座

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シリーズ6: ガラス工事の未来と最新技術

 

 

シリーズの最終回では、「ガラス工事の未来」と「最新技術」についてお話しします。

ガラス工事の分野では、新しい技術やトレンドが次々と登場しており、私たちの生活やビジネスにさらなる可能性をもたらしています。

 

 

 

1. スマートガラスの普及

スマートガラスは、光を透過させたり遮断したりする機能を持つ次世代ガラスです。

オフィスや家庭での採用が増えており、快適さと省エネを両立します。

 

 

調光ガラス

リモコンやアプリで明るさを調整できるガラス。プライバシー保護にも最適です。

断熱・遮熱性能の向上

スマートガラスは、外気温の影響を抑え、室内の快適さを保つ性能が向上しています。

 

 

2. 環境に優しいガラス工事

環境保護への意識が高まる中、エコガラスの需要が増えています。

製造段階での二酸化炭素排出量を削減し、リサイクル可能なガラス素材が注目されています。

 

再生可能素材の利用

ガラスをリサイクルして新しい製品に再利用する取り組みが進んでいます。

省エネルギー化

断熱性能の高いガラスを使用することで、冷暖房の使用量を削減し、環境負荷を軽減します。

 

 

3. VR・ARを活用した工事シミュレーション

最新のVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を使った工事シミュレーションが導入されています。

 

工事前の可視化

施工後の仕上がりを事前にシミュレーションできるため、お客様のイメージを形にしやすくなります。

リスク予測

施工中のリスクや問題点を事前に把握し、トラブルを未然に防ぎます。

 

 

4. 自動化とロボット技術の導入

ガラス工事の分野でも、自動化技術やロボットの導入が進んでいます。

 

ロボットアームによるガラス設置

重いガラスを正確に取り付けるためのロボットアームが活用されています。

高所での作業や危険な場所での作業が安全に行えるようになります。

 

AIによる寸法測定と設計

AI技術を使って寸法を自動測定し、最適な設計を提案するシステムが普及しています。

 

ガラス工事の未来に向けて

ガラス工事は、技術の進歩とともに進化を続けています。

これからも、より安全で快適な生活空間を提供するために、私たちは最新技術を積極的に取り入れていきます。

 

 

今回のシリーズでは、ガラス工事の基本から最新技術まで幅広くお届けしました。

これからも、お客様の暮らしを支えるガラス工事について情報を発信していきますので、ぜひ次回のブログもお楽しみに!

 

 

 

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第5回ガラス工事雑学講座

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株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

シリーズ5: ガラス工事のトラブルとその解決方法

 

 

今回のテーマは、「ガラス工事でよくあるトラブルとその解決方法」についてです。

ガラス工事には、思わぬトラブルが発生することもあります。

しかし、経験豊富な職人たちの知識と技術で、それらを乗り越えることができます。

いくつかの具体的なケースを取り上げて、どのように対応したのかを詳しくお話しします!

 

 

 

トラブル1: 設置スペースの誤差

ケース

ショーウィンドウを設置する際、事前に測定した寸法と実際の設置スペースが微妙に異なり、ガラスが収まらないトラブルが発生しました。

 

解決方法

現場でのガラス加工

特殊なガラス加工機を使用して、ガラスの端を数ミリ単位で削り、正確なサイズに調整しました。

窓枠の微調整

窓枠の取り付け角度をわずかに修正し、ガラスがスムーズに収まるように対応しました。

ポイント

このような場合、事前の寸法測定が重要ですが、現場での柔軟な対応力も必要です。

 

 

 

トラブル2: 高所でのガラス破損

ケース

高所でのガラス取り付け中に、強風の影響でガラスが破損してしまったというトラブルが発生しました。

 

解決方法

予備のガラスを準備

予め現場に予備のガラスを用意しており、迅速に交換作業を開始しました。

風速の再確認

強風が原因だったため、作業を一時中断し、風速が収まる時間帯を待って再開しました。

ポイント

天候や環境条件を見極める力が、現場での安全性と作業効率を高めます。

 

 

 

トラブル3: 断熱ガラスの性能が発揮されない

ケース

断熱ガラスを取り付けた後、お客様から「期待したほど断熱効果が感じられない」というフィードバックを受けました。

 

解決方法

ガラスの向きと設置方法を再確認

断熱ガラスは特定の面を外側に向ける必要があり、設置方法が適切であるか確認しました。

シーリング材の補修

ガラス周辺のシーリング材が部分的に劣化していたため、全面的に補修を行いました。

ポイント

断熱ガラスの効果は、設置技術だけでなく周辺の構造や部品の状態にも大きく影響します。

 

 

 

トラブル4: ガラスの曇りや汚れ

ケース

設置後、ガラスの表面に曇りや汚れが残り、見た目の美しさが損なわれてしまいました。

 

解決方法

特殊クリーナーの使用

ガラス専用のクリーナーを使用し、汚れをきれいに取り除きました。

防汚コーティングの施行

曇りや汚れを防ぐため、防汚コーティングを追加で施し、長期的な美観を維持しました。

ポイント

最終仕上げの清掃やコーティングは、お客様の満足度を高める重要な工程です。

 

 

 

次回のブログでは、ガラス工事の最新トレンドや技術革新についてお話しします。

ガラス業界は日々進化しており、より便利で高性能なガラス製品が次々と登場しています。

ぜひお楽しみに!

 

 

 

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第4回ガラス工事雑学講座

 

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株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

 

前回は、ガラス工事当日の流れについてご紹介しました。


今回は、特に特殊な状況で行われたガラス工事の事例をいくつかピックアップしてご紹介します。

ガラス工事は現場の環境によって大きく難易度が変わります。


特に、高所作業や防犯対策が求められる現場では、通常以上の技術や工夫が必要となります。

それでは、プロの技が光る特殊なガラス工事の事例を見ていきましょう!


事例1: 高所でのショーウィンドウ設置(商業ビル6階)

 

ある商業ビルの6階部分に巨大なショーウィンドウを設置する工事の依頼がありました。
通常の1階部分でのガラス工事と違い、高所作業ならではのリスクや難しさがありました。
この工事では、以下のポイントが鍵となりました。

🔹 クレーンの活用

 

高所での作業では、人力だけでガラスを持ち上げることは難しいため、クレーンを使用しました。

ただし、ガラスは非常に割れやすく、少しの衝撃でも破損する恐れがあるため、以下の工夫を行いました。

専用のフレームでガラスを固定 → 施工時に余計な負荷がかからないよう、ガラスの角をしっかり保護


クレーン操作と作業員の連携 → ガラスを設置するタイミングを声をかけながら慎重に進めた

🔹 風の影響を考慮

高所作業では風が大敵です。


特に、高さがあると風の強さが増し、ガラスが揺れたりバランスを崩す危険性があります。

そのため、以下のような対策を行いました。

作業を行う時間帯を慎重に選定 → 風が弱い早朝や夜間の時間帯を狙って施工


安全ロープと固定器具の使用 → 万が一の落下事故を防ぐために、ガラスをしっかり固定しながら作業

結果的に、安全に作業を終え、6階部分の美しいショーウィンドウが完成しました!


事例2: 防犯ガラスの特殊設置(オフィスビルの窓)

 

とあるオフィスビルで、防犯対策の強化を目的としたガラス工事が行われました。


防犯ガラスは通常のガラスと比べて重量があり、設置には特別な工夫が必要です。

🔹 窓枠の補強

防犯ガラスは強度が高く、重量もあるため、通常の窓枠では支えきれない場合があります。


そのため、以下の対応を行いました。

窓枠に金属補強材を追加 → 強度を上げ、ガラスが安定するように設置


耐久性の高い接着材を使用 → 窓枠とガラスの間に特殊な接着材を使用し、より強固な固定を実現

🔹 特殊フィルムの活用

防犯ガラスだけではなく、さらに防御力を高めるために特殊フィルムを貼り付けました。

飛散防止フィルム → 万が一ガラスが割れた場合でも破片が飛び散らないようにする


UVカット機能付きフィルム → 防犯対策だけでなく、日差しの影響を軽減する役割も

これにより、二重の防犯対策を施し、安全性が大幅に向上しました。


まとめ & 次回予告

 

今回は、高所でのショーウィンドウ設置防犯ガラスの特殊施工という、


難易度の高いガラス工事の事例をご紹介しました!

高所作業ではクレーンや風の影響に注意!


防犯ガラスは窓枠補強や特殊フィルムでより強固に!

次回は、**「ガラス工事でよくあるトラブルとその解決方法」**について詳しく解説します。

  • 施工中にガラスが割れたらどうする?
  • サイズが合わなかった場合の対処法とは?
  • 設置後に発生するトラブルとは?

 

プロが現場で実際に行っている対策も交えてお話ししますので、ぜひ次回もご覧ください!

 

 

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第3回ガラス工事雑学講座

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シリーズ3: ガラス工事当日の流れとは?現場でのリアルな作業を徹底解説!

 

 

前回は、ガラス工事の準備についてお話ししました。

今回は、いよいよ「工事当日」にどんな作業が行われるのか、その流れを詳しく解説します!

ガラス工事の現場では、一つ一つの工程がとても慎重に進められます。

ぜひ、一緒にそのプロセスを見てみましょう。

 

 

 

1. 朝のブリーフィングと最終確認

工事当日のスタートは、作業スタッフ全員でのブリーフィングから始まります。

この時間は、現場でのスムーズな作業を実現するための重要なポイントです。

 

 

スケジュールの確認

工事の進行計画を全員で確認し、それぞれの役割分担を明確にします。

 

安全確認

ガラスは割れると大きな危険を伴います。

現場での安全対策や注意点を共有します。

 

道具・材料の再確認

必要な道具や材料がすべて揃っているかを再確認します。

 

 

2. 古いガラスの取り外し(交換工事の場合)

交換工事の場合は、まず既存のガラスを取り外します。

この工程も、実は非常に繊細な作業です。

 

 

既存ガラスの状況確認

古いガラスにヒビや欠けがある場合、取り外し中に割れる危険性があるため、慎重に状態をチェックします。

 

固定材やフレームの取り外し

シーリング材や固定部品を取り外し、ガラスを安全に取り出せる状態にします。

 

ガラスの撤去

吸着パッドを使い、ガラスを安全に運び出します。

大型のガラスは数名で協力して慎重に取り外します。

 

 

3. 新しいガラスの搬入と設置

次は、新しいガラスを取り付ける工程です。

これが工事のメインとも言える部分で、職人技が光る場面です。

 

 

ガラスの搬入

ガラスは非常に重く割れやすいため、吸着パッドや専用の運搬道具を使用して搬入します。

高所での作業の場合は、クレーンなどを使うこともあります。

 

フレームへの仮設置

まずは、ガラスを仮置きして位置を調整します。

わずかなズレが全体の仕上がりに影響するため、慎重に位置を確認します。

 

固定作業

ガラスが正しい位置に収まったら、シーリング材や固定金具を使ってしっかりと固定します。

この際、シーリング材の塗布ムラがないよう丁寧に作業します。

 

 

4. 仕上げ作業

ガラスの設置が完了したら、最後の仕上げ作業に入ります。

ここで工事全体の完成度をさらに高めます。

 

 

シーリング材の整形

固定用のシーリング材を滑らかに整え、防水性や見た目を向上させます。

 

表面の清掃

設置中に付着した汚れや指紋をきれいに拭き取ります。

ショーウィンドウやパーテーションの場合は特に、透明感が重要です。

 

最終チェック

全体をもう一度点検し、ガラスの位置や仕上がり、固定の状態を確認します。

 

 

 

5. お客様への確認と引き渡し

最後に、お客様へ工事内容を説明し、完成した状態を確認していただきます。

 

完成品の説明

使用したガラスの種類や特徴、メンテナンス方法をお伝えします。

 

注意事項の共有

例えば、防犯ガラスの場合は「専用の洗剤を使用してください」などの注意事項を共有します。

 

引き渡し

お客様に納得いただいた上で、工事は完了です!

 

ガラス工事当日のポイント

ガラス工事当日は、安全性と正確性が何よりも重要です。

特に、高所作業や大型ガラスの設置では、チーム全員が慎重に連携して進めることが求められます。

 

 

次回のブログでは、特殊なガラス工事の事例をご紹介します。

高所での設置や、防犯ガラスの特殊な取り付け方法など、より実践的な内容をお届けしますのでお楽しみに!

 

 

 

 

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第2回ガラス工事雑学講座

 

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本日は第2回ガラス工事雑学講座!

今回は、ガラス工事の準備についてです。

 

 

前回はガラス工事の基本とその役割についてお話ししました。

今回は、ガラス工事を始める前に必要な「準備」について詳しく解説します。

工事の成功は、この準備段階にかかっていると言っても過言ではありません!

 

 

1. 現場調査

ガラス工事の第一歩は、現場調査から始まります。

ここでは、工事対象の場所や条件を細かく確認します。

 

 

現場調査の主な内容:

 

設置場所の寸法測定

窓枠や壁面の寸法を正確に測定します。

誤差があるとガラスがうまく収まらないため、慎重に行います。

 

環境の確認

設置場所が屋内か屋外か、または高所か低所かなど、環境条件を確認します。

 

 

用途の確認

ガラスを設置する目的や求められる性能(断熱性、防犯性など)を明確にします。

 

2. ガラスの選定

 

現場調査の結果をもとに、使用するガラスを選びます。

用途やデザイン、性能に応じて最適なガラスを選定することが、工事のクオリティに大きく影響します。

 

 

選ばれるガラスの種類:

 

透明ガラス:最も一般的なガラスで、室内の明るさを確保できます。

強化ガラス:通常のガラスよりも強度が高く、安全性に優れています。

防犯ガラス:外部からの衝撃に強く、防犯対策に適しています。

断熱ガラス:冷暖房効率を高め、エネルギーコストを削減します。

装飾ガラス:デザイン性を重視した模様や色付きのガラスです。

 

3. 必要な道具と材料の準備

ガラス工事には、専用の道具や材料が必要です。

事前にしっかりと準備することで、工事をスムーズに進めることができます。

 

 

主な道具と材料:

ガラス吸着パッド:大きなガラスを安全に運ぶために使用します。

シーリング材:ガラスと窓枠を固定するための接着材。防水性を高める効果もあります。

専用手袋:ガラスを扱う際に手を保護するために必要です。

寸法計測器具:現場での再確認や微調整に使用します。

 

4. 関係者との打ち合わせ

最後に、工事をスムーズに進めるために関係者との打ち合わせを行います。

建物の所有者や管理者、設計者と協力しながら、工事内容やスケジュールを調整します。

 

 

次回のブログでは、いよいよガラス工事当日の作業内容について詳しくお話しします。

現場でどんなことが行われているのか、リアルな作業風景をお届けしますのでお楽しみに!

 

 

 

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第1回ガラス工事雑学講座

 

皆さんこんにちは!

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

株式会社磯部硝子監修!

ガラス工事雑学講座!

ガラス工事に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

 

記念すべき第1回目のテーマは!

ガラス工事って何をするの?その基本と役割についてです!

 

 

みなさん、ガラス工事と聞いて何を思い浮かべますか?

窓ガラスの交換?ショーウィンドウの設置?

実は、ガラス工事にはさまざまな種類と役割があります。

普段何気なく見ているガラス製品が、どのように設置され、どんな技術が使われているのか、あまり知られていないかもしれません。

今回はガラス工事の基本とその役割についてわかりやすくお話しします!

 

 

ガラス工事ってどんなことをするの?

ガラス工事とは、建物の中や外にガラスを取り付けたり、交換・修理を行ったりする専門的な作業を指します。

用途や場所によって求められる技術や種類が異なり、私たちの生活やビジネスを支える大切な役割を果たしています。

 

 

主なガラス工事の種類:

 

窓ガラスの設置・交換

一般住宅やオフィス、商業施設の窓ガラスを取り付ける工事です。

台風や地震で割れてしまったガラスの交換もこれに含まれます。

 

 

ショーウィンドウの設置

お店の顔とも言えるショーウィンドウの設置。強度やデザイン性が求められます。

 

 

防犯ガラスの導入

防犯性を高めるためのガラス工事。

特殊フィルムや多層構造を持つガラスを使用します。

 

 

室内ガラスの設置

パーテーションやガラスドアなど、室内空間を仕切るガラス製品の工事です。

 

 

特殊ガラスの加工・取り付け

遮音ガラスや断熱ガラス、防火ガラスなど、特定の性能を持つガラスを使用する工事も増えています。

 

 

ガラス工事の役割

ガラス工事の役割は多岐にわたります。

ただの仕切りや装飾と思われがちなガラスですが、実は機能性や安全性を高める重要な存在です。

 

 

自然光の活用

ガラスは室内に自然光を取り入れる窓口となります。

明るく快適な空間を作り出し、エネルギーの節約にもつながります。

 

 

防犯性の向上

防犯ガラスを使用することで、泥棒や外部からの侵入を防ぐ効果が期待できます。

 

 

断熱性・遮音性の向上

断熱ガラスを使用すれば、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。

また、遮音ガラスを取り付けることで騒音対策も可能です。

 

 

デザイン性の向上

ガラスを活用することで、建物の外観や内装にスタイリッシュな印象を与えることができます。

 

 

ガラス工事のプロの技

ガラス工事を行うには、専門的な知識と技術が必要です。

ガラスは割れやすく、設置の際には慎重な作業が求められます。

また、防犯や断熱のために適切なガラスを選び、正確に取り付けることが重要です。

 

 

次回のブログでは、ガラス工事の準備段階についてお話しします。

どんな工程があるのか、具体的に見ていきましょう!

以上、第1回ガラス工事雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

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トップライト硝子修理

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