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月別アーカイブ: 2025年9月

第16回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

 

🏢オフィスビルにおけるガラス工事 ― 街の顔をつくるカーテンウォールの最前線

 

 

 

住宅のガラス工事が「暮らしを守る」ものである一方、オフィスビルのガラス工事は「街の顔をつくる」ものと言えます。


特に高層ビルで採用されるカーテンウォール工法は、外観デザインに直結し、都市の景観を形づくる存在です。

さらに、遮熱性能・耐風圧性・耐震性など高度な性能も求められ、ガラス工事の中でも最先端の技術が凝縮されています。


🏙️ カーテンウォールとは?

 

カーテンウォールは、建物の躯体に直接荷重を負担させず、外側に取り付ける外装ガラスのことです。建物全体を“ガラスのカーテン”で覆うことで、軽量かつ美しいデザインを実現できます。

東京や大阪のオフィス街で見られる全面ガラス張りの高層ビル――そのほとんどがこのカーテンウォール工法で造られています。


☀️ デザイン性と快適性の両立

 

ビルのガラスは単に「透明」であればよいわけではありません。眩しさを抑える反射ガラス、熱を遮るLow-Eガラス、プライバシーを守る特殊コーティングガラスなど、外観と室内環境を両立させる工夫がなされています。

結果として、外からはスタイリッシュで洗練された外観を演出しつつ、内部では快適なオフィス環境を確保することが可能です。まさに「働く人の生産性」と「都市の景観」を同時に支える存在です。


🌪️ 高度な性能が求められる理由

 

高層ビルのガラス工事では、次のような高度な性能が必要不可欠です。

  • 耐風圧性:高層階は風の影響が非常に強く、ガラスにかかる力も桁違い。

  • 耐震性:地震の揺れを吸収する構造が求められる。

  • 遮音性:都市部の騒音を遮り、快適なオフィス環境を維持。

 

こうした条件を満たすため、設計段階から構造計算やシミュレーションを行い、施工に臨みます。


🛠️ 施工現場の難しさ

 

施工現場では、数百キロにも及ぶガラスパネルを数十メートルの高さまで吊り上げて取り付ける作業が行われます。強風や悪天候の影響を受けやすく、安全管理が非常に重要です。


作業員はゴンドラやクレーンを駆使し、チームワークを発揮して一枚一枚を丁寧に設置していきます。まさに「技術と緊張感の現場」です。


📝 実際のエピソード

 

ある高層オフィスビルの施工では、設計段階からデザイン性と遮熱性能を両立させるために特注のLow-Eガラスを採用しました。夏の西日が強い立地でしたが、施工後は室内温度が安定し、入居企業からも「冷房効率が上がった」と高く評価されました。

また、耐風圧性能を確保するために、一部のガラスは通常より厚い仕様を採用。見えない部分での工夫が、都市の安心・安全を支えているのです。


✅ まとめ

 

オフィスビルのガラス工事は、単なる外装工事ではなく、都市の景観・働く人の快適性・建物の安全性をすべて支える重要な仕事です。


カーテンウォールの施工は「街のシンボルを形づくるプロジェクト」とも言えるでしょう。

私たちの手掛ける一枚一枚のガラスが、都市を彩り、未来の景観をつくっています✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社磯部硝子では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

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第15回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

 

🏠住宅におけるガラス工事 ― 暮らしを守り、快適にする最新ガラスの選び方

 

 

 

住宅におけるガラス工事は、単に「窓を取り付ける」だけの仕事ではありません。


ガラスは住まいの顔であり、日差しや風景を取り入れる役割を担うと同時に、断熱性・防犯性・快適性を左右する非常に重要な存在です。

近年では省エネ住宅の普及や自然災害の増加に伴い、従来の透明ガラスから性能を強化した製品へとニーズが大きく変化してきました。


🌿 Low-E複層ガラスの魅力と普及の背景

 

Low-Eガラスは、ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングすることで、紫外線や赤外線を効果的にカットできる先進的なガラスです。これを複層ガラスと組み合わせたLow-E複層ガラスは、夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖房熱を逃がさないという優れた断熱性能を発揮します。

さらに、省エネ性能が評価され、ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)や長期優良住宅でも標準採用が進んでいます。冷暖房費の削減、結露の抑制、そして環境負荷の低減――住まい手にも社会にもメリットの大きいガラスとして注目されています。


🔐 防犯合わせガラスの安心感

 

一方で、安全面に配慮した需要が伸びているのが防犯合わせガラスです。2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み込んだ構造で、万一ガラスが割れても飛散せず、侵入を遅らせる効果があります。

泥棒や空き巣対策として導入されるのはもちろんですが、台風で飛来物が窓に当たるケースや、大地震でガラスが割れるリスクを想定した災害対策としても選ばれています。「暮らしを守る最後の砦」として、近年ますます存在感を増しています。


☀️ 住宅での施工の流れ

 

住宅のガラス工事は、新築時の取り付けだけでなく、リフォームや断熱改修でも需要があります。

  1. 既存サッシを利用し、ガラスのみを交換

  2. 二重サッシを導入し、断熱・防音性を向上

  3. 窓のサイズや方角に合わせて最適なガラスを選定

 

施工期間は数時間〜数日程度で済むことも多く、費用対効果の高いリフォームとして注目されています。


📝 実際のエピソード

 

あるお客様宅では、結露に悩まされていました。

冬になると窓際がびしょ濡れになり、カビやダニの温床に…。そこでLow-E複層ガラスに交換したところ、翌年からほとんど結露が発生しなくなり、暖房費も下がったと喜ばれました。


また、別のお宅では台風時の飛来物で窓ガラスが割れた経験から、防犯合わせガラスに交換。翌年の大型台風でも無事に耐え切り、「家族の安心感が全く違う」とご感想をいただきました。


✅ まとめ

 

住宅のガラス工事は、単なる窓の交換ではなく、快適で安全な暮らしをつくるための重要な工事です。


「省エネ」「防犯」「健康」「環境」――それぞれの家庭に必要なテーマに合わせてガラスを選ぶことで、暮らしは大きく変わります。

未来の住まいづくりには、ガラスの選択がますます欠かせないポイントになるでしょう✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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