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第16回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けている

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

 

🏢オフィスビルにおけるガラス工事 ― 街の顔をつくるカーテンウォールの最前線

 

 

 

住宅のガラス工事が「暮らしを守る」ものである一方、オフィスビルのガラス工事は「街の顔をつくる」ものと言えます。


特に高層ビルで採用されるカーテンウォール工法は、外観デザインに直結し、都市の景観を形づくる存在です。

さらに、遮熱性能・耐風圧性・耐震性など高度な性能も求められ、ガラス工事の中でも最先端の技術が凝縮されています。


🏙️ カーテンウォールとは?

 

カーテンウォールは、建物の躯体に直接荷重を負担させず、外側に取り付ける外装ガラスのことです。建物全体を“ガラスのカーテン”で覆うことで、軽量かつ美しいデザインを実現できます。

東京や大阪のオフィス街で見られる全面ガラス張りの高層ビル――そのほとんどがこのカーテンウォール工法で造られています。


☀️ デザイン性と快適性の両立

 

ビルのガラスは単に「透明」であればよいわけではありません。眩しさを抑える反射ガラス、熱を遮るLow-Eガラス、プライバシーを守る特殊コーティングガラスなど、外観と室内環境を両立させる工夫がなされています。

結果として、外からはスタイリッシュで洗練された外観を演出しつつ、内部では快適なオフィス環境を確保することが可能です。まさに「働く人の生産性」と「都市の景観」を同時に支える存在です。


🌪️ 高度な性能が求められる理由

 

高層ビルのガラス工事では、次のような高度な性能が必要不可欠です。

  • 耐風圧性:高層階は風の影響が非常に強く、ガラスにかかる力も桁違い。

  • 耐震性:地震の揺れを吸収する構造が求められる。

  • 遮音性:都市部の騒音を遮り、快適なオフィス環境を維持。

 

こうした条件を満たすため、設計段階から構造計算やシミュレーションを行い、施工に臨みます。


🛠️ 施工現場の難しさ

 

施工現場では、数百キロにも及ぶガラスパネルを数十メートルの高さまで吊り上げて取り付ける作業が行われます。強風や悪天候の影響を受けやすく、安全管理が非常に重要です。


作業員はゴンドラやクレーンを駆使し、チームワークを発揮して一枚一枚を丁寧に設置していきます。まさに「技術と緊張感の現場」です。


📝 実際のエピソード

 

ある高層オフィスビルの施工では、設計段階からデザイン性と遮熱性能を両立させるために特注のLow-Eガラスを採用しました。夏の西日が強い立地でしたが、施工後は室内温度が安定し、入居企業からも「冷房効率が上がった」と高く評価されました。

また、耐風圧性能を確保するために、一部のガラスは通常より厚い仕様を採用。見えない部分での工夫が、都市の安心・安全を支えているのです。


✅ まとめ

 

オフィスビルのガラス工事は、単なる外装工事ではなく、都市の景観・働く人の快適性・建物の安全性をすべて支える重要な仕事です。


カーテンウォールの施工は「街のシンボルを形づくるプロジェクト」とも言えるでしょう。

私たちの手掛ける一枚一枚のガラスが、都市を彩り、未来の景観をつくっています✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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茨城県かすみがうら市を拠点に、あらゆる建物のガラス工事を手掛けております。

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