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月別アーカイブ: 2025年5月

第8回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

ガラス工事のプロが守るべき“鉄則”とは? ~安全・品質・信頼のために~

今回は、**ガラス工事の現場で私たちが日々守っている「鉄則」**についてお話しします。

「ガラスって割れるだけじゃないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、実はガラス工事は非常に繊細で、技術と安全管理が求められる仕事なんです。


■ 鉄則①:「ガラスは割れる」が大前提。だからこそ、扱いに慎重さを

 

ガラスは見た目に美しく、空間に開放感を与えてくれる素材です。

しかし同時に、割れ物であり、怪我のリスクがある素材でもあります。

だからこそ私たちは、常に「割れる前提で動く」ことを徹底しています。

  • 搬入時は専用のガラスラックで安定運搬

  • 移動は必ず複数人で

  • 施工前に下地の強度や水平・垂直をしっかり確認

慎重すぎるくらいがちょうどいい――それがガラス工の基本姿勢です。


■ 鉄則②:安全対策は“やりすぎ”くらいでちょうどいい

 

現場での安全は最優先。特に高所作業や大型ガラスの施工時には、落下・破損・飛散などのリスクがつきものです。

  • ヘルメット・安全靴・グローブの着用徹底

  • 作業前のKY(危険予知)活動

  • ガラス飛散防止フィルムの使用

  • 足場や作業台の点検は毎日必須

これらは面倒でも、「いつもの手順」ではなく「必ずやるべき習慣」
「慣れ」が一番の敵です。


■ 鉄則③:現場ごとに“正解は違う”と知ること

 

同じガラス工事でも、現場が変わればやり方も変わります。

  • 気温・湿度による接着剤の乾き具合

  • 下地の材質によるアンカーの種類

  • ガラスのサイズ・重さによって人数配置を変える

現場ごとに「この工法がベストか?」を自分たちで考える柔軟性がプロには求められます。

マニュアルだけで動くのではなく、「この現場に最適な方法は?」を考え抜く姿勢こそ、プロの鉄則です。


■ 鉄則④:お客様の「安心」と「信頼」を優先する

 

ガラス工事は、美観と機能性が両立することが求められます。

たとえ見えない施工部分であっても、細部まで気を配ることで、「この会社に頼んでよかった」と感じていただける品質が生まれます。

また、工事後のアフターフォローも重要。

  • 万が一の割れにすぐ対応

  • 定期点検のご案内

  • 使い方や掃除のアドバイスも丁寧に

“ガラス1枚”の先にある“お客様の暮らし”を見て施工する――これが私たちの最大の鉄則です。


■ まとめ:鉄則を守ることが、信頼につながる

 

ガラスは、ただの建材ではありません。
光を通し、空間を演出し、安心と快適さをつくる素材です。

そのガラスを扱う私たちは、プロとしての誇りを持ち、鉄則を守ることで、品質・安全・信頼を積み重ねてきました。

今後もガラスの可能性を広げながら、地域の皆さまに安心を届ける仕事を続けてまいります!

次回もお楽しみに!

 

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第7回ガラス工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社磯部硝子、更新担当の富山です。

 

 

ガラス工事の会社の歩み ~私たちがガラスとともに築いてきた歴史~

この度は当社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、私たちがこれまでどのような歩みをたどってきたのか、また、ガラス工事という仕事がどのように社会と関わってきたのかについてご紹介いたします。

普段、建物に使われている「ガラス」は、空間の中で“あって当たり前”の存在かもしれません。
けれど、その「透明な素材」には、実は安全・快適・美観・機能性といった、暮らしを支える多くの役割が詰まっているんです。


■ 時代の変化とともに進化した“ガラスの役割”

 

年月が経つにつれて、建物に対する考え方や人々の暮らしのスタイルも大きく変わっていきました。

それに伴って、「ガラス」に求められる役割もどんどん多様化しています。

たとえば――

  • 断熱性能を高める複層ガラス(ペアガラス)
    冷暖房効率を上げ、省エネや光熱費削減に貢献します。

  • UVカットガラスや遮熱ガラス
    家具やカーテンの色あせを防ぎ、紫外線による健康リスクも軽減。

  • 飛散防止フィルム付きガラスや強化ガラス
    地震や災害、また防犯対策として、安全性が重視される時代へ。

  • 大判サイズの特殊ガラスや曲げガラス
    デザイン性や開放感を重視した商業施設や公共建築にも対応。

このように、ガラスは単なる“透明な壁”から、建物の快適性・機能性・安全性を支える建材へと進化してきたのです。


■ 「貼る・はめる」から「つくる・守る」へ

 

こうした進化に対応するために、私たちも社内の技術力を磨き続けてきました。

ガラス工事はただ「割れたら取り換える」だけではありません。

  • 建築の設計図からガラスサイズを読み取り、必要な性能を見極める

  • 現場での寸法取り、取り付け箇所の下地確認

  • 高所作業や重量ガラスの安全な搬入・施工手順の管理

  • 経年劣化に備えたメンテナンス計画

そうした工程を経て、「ガラスを組み込んだ建物全体の品質」を守る仕事へと、私たちの役割も広がってきたのです。


■ 地域に根差して、災害とともに歩んだ経験

 

私たちがガラス工事を通じて感じる大きな使命のひとつが、「安心を届けること」です。

とくに、東日本大震災の際には、あらゆる建物でガラスが割れ、窓がなくなり、“寒さ・不安・不便”を抱える方々が大勢いらっしゃいました。

そのとき私たちは、復旧に奔走しながら、「ガラス1枚で、人は安心できる」「生活が戻る」ということを痛感しました。

ガラス工事は、“暮らしの復元力”を持っている。
この考えは、今でも社員一人ひとりの中に、しっかり根付いています。


■ 未来の建物づくりを“透明な力”で支える

 

現在では、住宅やマンションはもちろん、オフィスビル、学校、病院、商業施設まで、さまざまな現場に携わっています。

そしてこれからの時代は――

  • 環境問題を見据えた断熱・遮熱性能の向上

  • 台風・地震・犯罪対策を想定した防災・防犯ガラスの標準化

  • 高齢者や子どもにもやさしい安全性の高いガラス

  • 建築デザインの自由度を支える意匠性・加工性のあるガラス

こうしたニーズがさらに高まっていくと予想されます。

私たちは、「ガラス」という素材の可能性を信じ、これからも**“暮らしと建物の未来を、透明な力で支える”存在でありたい**と考えています。


■ 最後に

 

ガラスは、割れやすく壊れやすい反面、正しく扱えば、人の心まで映し出すような美しさと、守る力を持っています。

それを最大限に引き出すのが、私たちガラス工事会社の仕事です。

これからも、透明で、まっすぐで、信頼される存在であり続けるために――
私たちは、ガラスとともに歩み続けます。


次回のブログでは、「ガラス工事の鉄則とは? 安全・品質・信頼を守るために私たちが徹底していること」をご紹介します。

どうぞお楽しみに!

 

 

 

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